喜界島はサンゴの島 黒糖の美味しさの秘密

サンゴは畑の中にあるミネラル源

本日サトウキビ刈りをしていると斧に当たる何かが、、
切ってみるとサトウキビの根元にサンゴがありました。
喜界島は隆起サンゴの島なので、島の地上部分にゴロゴロとサンゴがあることが多いです。
畑の作業をする際は邪魔になる珊瑚なのですが、作物にとってはこのサンゴはとても重要な役割があります。
喜界島は10万年前から地上に出てきているため、地質学的にいうと非常に若い赤ちゃんの島です。地球が誕生して46億年と言われている中で、わずか10万年の月日しか経っていないとてもフレッシュな素晴らしい島なのでこのミネラルを活かさない手はありません。

サンゴのミネラルは主成分はカルシウムとマグネシウム

カルシウム、マグネシウムどちらも作物にとっては非常に重要なミネラルです。例えばマグネシウムは作物でいう葉緑素の中心にある元素であり、植物が行う光合成の過程の中で光をエネルギーに変える重要な役割を担います。
カルシウムでいうと、植物の体を形成する際に非常に重要な役割を果たします。
そのような重要なミネラルの元が喜界島の畑にはゴロゴロと転がっているのです。邪魔で取り除きたくなりますが、そっとそのまま置いておくことをおすすめします。
喜界島の黒糖はサンゴの恵です。

喜界島の黒糖は、日本の中でも美味しいと言われる秘密の一つはこう行ったサンゴの恵みがあることが一因であります。
しかし他の島もサンゴの島がありますが、とりわけ隆起速度が速く10万年で約200mも隆起しており、一年間に平均に直すと毎年2mm隆起していることになります。この数字は世界でも3本の指に入る速度です。
そんな喜界島のサンゴの恵みから育てられたサトウキビで作られる黒糖は絶品の美味しさなるべくしてなる地球という星の奇跡の恵みです。
こんな奇跡の黒糖を作れるなんて最高の幸せな喜界島工房なのでした。。

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